Copyright © 2011 kakurasan
改訂履歴 | |
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改訂 1.2.0/2.1.0 | 2011/10/26 |
グラフィカルログイン時の自動実行ファイルの削除機能を追加(1.2.0/2.1.0), CLI版の自動実行の修正(1.2.0/2.1.0), GtkGridによるレイアウトとGtkBuilderの使用(2.1.0) | |
改訂 2.0.0 | 2011/6/11 |
PyGI/GTK+ 3版(機能はバージョン1系と同等・ガンマチャートの静的な生成) | |
改訂 1.1.0 | 2011/5/22 |
GUI版でガンマ調整用のチャート画像を自動生成して表示 | |
改訂 1.0.1 | 2011/5/17 |
GUI版の設定適用時、次回以降のログイン時に自動で設定を行うファイルを生成 | |
改訂 1.0.0 | 2011/5/6 |
最初の公開 |
概要
明るさとガンマの調整ツール
目次
これは、X Window Systemにおいてソフトウェア的な明るさとガンマの値を調整するためのツールです。ガンマは色成分ごとに指定できます。
端末で実行するCLI版とGTK+を用いたGUI版があります。
重要 | |
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本ツールには明るさの変更機能が存在しますが、これはソフトウェア的なものであり、ハードウェア的に輝度を調整できる環境でこれを(ハードウェア的に)変更するためのものではありません。ハードウェア的な輝度調整に対応する環境ではデスクトップ環境の電源管理設定やxbacklightコマンドで調整を行うことができる場合があるので、これらを先に試してください。また、CLI版の機能についてはxrandrコマンドで代用することが可能であることも記述しておきます。 |
メモ | |
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CRTディスプレイでは暗い色のほうが省電力になりますが、液晶ディスプレイにおいては、ソフトウェア的な色調整を行った際に「明るくしたほうが省電力になるのか/暗くしたほうが省電力になるのか」が「ノーマリーホワイト(電圧のかかっていない状態が白)/ノーマリーブラック(電圧のかかっていない状態が黒)のどちらのタイプの液晶か」によって決まるため、暗くしたほうが省電力になるとは言い切れません。これは明るい色と暗い色をそれぞれ実際に表示して消費電力を専用の機器で測定することで確認するのが好ましいですが、値段が安めで多く出回っている「TN型」(ノーマリーホワイト)の液晶を用いた液晶ディスプレイであれば、明るさは高めのほうが省電力になると言えます。 |
libXxf86vm 1
Python 2.6以上
PyGObject 2.24以上(GUI版のみ)
GTK+ 3.0以上(GUI版のみ)
GTK+ 3のGObject Introspection用typelib(GUI版のみ)[1]
libXxf86vm 1
Python 2.6以上
PyGTK 2.16以上(GUI版のみ)[2]
注意 | |
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バージョン2系はPyGTKからPyGIへ移行したバージョンで、現状はGTK+ 3環境向けです。機能はバージョン1系と同等ですが、依存パッケージの関係でバージョン系統を分けました。ディストリの環境によって適切なバージョンを選択してください。CLI版の機能はどちらも同じです。 今後機能追加を行う場合は、バージョン1系とバージョン2系のそれぞれについて行うことになります。 |
バージョン2系 (PyGI / GTK+ 3)
通常パッケージ: xbrightness-rgbgamma-2.1.0.tar.bz2 xbrightness-rgbgamma-2.1.0.tar.xz
Ubuntuパッケージ: ppa:ikoinoba/ppa (sawa氏のPPAリポジトリ)
バージョン1系 (PyGTK / GTK+ 2)
通常パッケージ: xbrightness-rgbgamma-1.2.0.tar.bz2 xbrightness-rgbgamma-1.2.0.tar.xz
Ubuntuパッケージ: PPAリポジトリ(11.04まで)ppa:kakurasan/unstable
UbuntuではPPAリポジトリからパッケージをインストールすることができます。
他のディストリでは、配布されているファイルを展開し、中のディレクトリで以下のコマンドを実行することでインストールすることができます。
$
sudo python setup.py install
詳しい使い方などはドキュメントをご覧下さい。