2.2. archivemount

libarchiveライブラリをFUSEから利用することで、このライブラリがサポートする書庫をマウントして、通常のファイルと同じような感覚で中身にアクセスするためのコマンドで、形式によっては書き込みもサポートしています。

Mandriva Linux向けのパッケージはないため、.specファイルを新規に作成してパッケージを作成しました。

(2008/11/21)以下の修正を行ったものへ更新し、i586版パッケージもビルドしました。

  • ライブラリ依存関係でmklibnameマクロを使用するように修正

  • 最適化オプション(optflagsマクロ)を付けるように修正

  • ビルド時に出る些細なエラー(「Makefile:47: dep: そのようなファイルやディレクトリはありません」)を回避するため、事前にdepというファイルを作成

(2008/11/26)以下の修正を行ったものへ更新しました。

  • fuse本体への依存情報を追加

  • distsuffixマクロの定義を.specファイルから削除

  • depファイルの作成処理を修正

  • mkdir後インストールする代わりにinstallコマンドの-Dオプションを使用

(2008/12/11).specファイルにおいて、buildrootのディレクトリをビルド後に空にする処理が抜けていたので追加しました。実行ファイルの内容は0.5.3-3と同等です。

(2009/11/16)新バージョンの0.6.0を2010.0向けにパッケージ化し、アップロードしました。

表2 パッケージ:archivemount(アーカイバ - 圧縮/解凍)
種類ディストリファイル
x86_64用機械語2010.0archivemount-0.6.0-1kkr2010.0.x86_64.rpm
2009.0archivemount-0.5.3-4kkr2009.0.x86_64.rpm
i586用機械語2010.0archivemount-0.6.0-1kkr2010.0.i586.rpm
2009.0archivemount-0.5.3-4kkr2009.0.i586.rpm
ソース2010.0archivemount-0.6.0-1kkr2010.0.src.rpm
2009.0archivemount-0.5.3-4kkr2009.0.src.rpm
パッケージの作り方2010.0archivemount-0.6.0-1kkr2010.0.spec
2009.0archivemount-0.5.3-4kkr2009.0.spec
archivemount-0.5.3-3kkr2009.0.spec
archivemount-0.5.3-2kkr2009.0.spec
archivemount-0.5.3-1kkr2009.0.spec