2.10. VMGL

VMGLは仮想マシン上でハードウェアアクセラレーション付きのOpenGLを使用するためのソフトウェアです。

本体は簡単にビルドできるのですが、ゲストOSのXサーバ上の表示を支援するXサーバの「vmglext」拡張モジュールに関しては、x86_32向けのビルド済み共有オブジェクトとxorg-serverへのパッチの形でのみ提供されているため、このRPMパッケージではそのモジュールもビルドしています。ただし、ビルド作業に関する公式ページや配布物からの情報は見付けられなかったため、間違った作成方法となっている可能性があります。

本体をビルドする場合、事前に「x11-proto-vmgl-devel」パッケージのインストールが必要ですが、本体のビルド済みパッケージの動作には必要ありません。

(2009/11/27)Mandriva Linux 2010.0上でコンパイラオプションの変更によるビルドエラーを防ぐための修正を含めたものをビルドしました。Xサーバのモジュールは以前正しく動いていなかったこともあり、外しました。

表10 パッケージ:VMGL
パッケージパッケージグループ種類ディストリファイル
本体(ホストOS用)システム - X11x86_64用機械語2010.0vmgl-host-0.1-2kkr2010.0.x86_64.rpm
2009.0vmgl-host-0.1-1kkr2009.0.x86_64.rpm
i586用機械語2010.0vmgl-host-0.1-2kkr2010.0.i586.rpm
2009.0vmgl-host-0.1-1kkr2009.0.i586.rpm
本体(ゲストOS用)x86_64用機械語2010.0vmgl-guest-0.1-2kkr2010.0.x86_64.rpm
2009.0vmgl-guest-0.1-1kkr2009.0.x86_64.rpm
i586用機械語2010.0vmgl-guest-0.1-2kkr2010.0.i586.rpm
2009.0vmgl-guest-0.1-1kkr2009.0.i586.rpm
ソース(ホストOS/ゲストOS共通)2010.0vmgl-0.1-2kkr2010.0.src.rpm
2009.0vmgl-0.1-1kkr2009.0.src.rpm
パッケージの作り方(ホストOS/ゲストOS共通)2010.0vmgl-0.1-2kkr2010.0.spec
2009.0vmgl-0.1-1kkr2009.0.spec
X11プロトコル仕様ヘッダ開発 - X11x86_64用データ2009.0x11-proto-vmgl-devel-0.1-1kkr2009.0.x86_64.rpm
i586用データ2009.0x11-proto-vmgl-devel-0.1-1kkr2009.0.i586.rpm
ソース2009.0x11-proto-vmgl-devel-0.1-1kkr2009.0.src.rpm
パッケージの作り方2009.0x11-proto-vmgl-devel-0.1-1kkr2009.0.spec