3.4. Xara Xtreme

Xara Xtreme for Linux(Xara LX)は同名の商用ベクトルグラフィックソフトウェアを(一部を除いて)オープンソースにしてGNU/Linux上で使用できるようにしたものです。非常に高機能で描画も高速なのですが、その描画エンジン部分(CDraw)のみ、コンパイル済みのものがソースツリーに用意されています(Darwin/PPC/x86_32/x86_64のそれぞれに対して静的リンクライブラリが存在)。これは自由なライセンスではありませんが、Xara Xtreme for Linuxへ組み込んでそのパッケージを配布することは可能となっています。

ここでは、安定板のバージョン0.7rev1692をもとに、ビルドエラー対策とMIMEデータベース用の.xmlファイルの修正をしたものを公開しています。

表55 パッケージ:Xara Xtreme
パッケージパッケージグループ種類ファイル
本体グラフィックスx86_64向け機械語xaralx-0.7r1692-1kkr2009.0.x86_64.rpm
i586向け機械語xaralx-0.7r1692-1kkr2009.0.i586.rpm
SVGサポートプラグイングラフィックスx86_64向け機械語xaralx-svg-0.7r1692-1kkr2009.0.x86_64.rpm
i586向け機械語xaralx-svg-0.7r1692-1kkr2009.0.i586.rpm
Xar形式をサポートする開発ファイル開発 - その他x86_64向け機械語lib64xar-static-devel-0.7r1692-1kkr2009.0.x86_64.rpm
i586向け機械語libxar-static-devel-0.7r1692-1kkr2009.0.i586.rpm
ヘルプ文書 - Howtoアーキテクチャ非依存データxaralx-help-0.7r1692-1kkr2009.0.noarch.rpm
サンプル作品集グラフィックスアーキテクチャ非依存データxaralx-examples-0.7r1692-1kkr2009.0.noarch.rpm
ソース(本体/SVGサポートプラグイン/プラグイン開発)xaralx-0.7r1692-1kkr2009.0.src.rpm
ソース(ヘルプ/サンプル)xaralx-data-0.7r1692-1kkr2009.0.src.rpm
パッケージの作り方(本体)xaralx-0.7r1692-1kkr2009.0.spec
パッケージの作り方(ヘルプ/サンプル)xaralx-data-0.7r1692-1kkr2009.0.spec

ヘルプとサンプルのパッケージのライセンス(CC-AT-NC-ND-2.5)は、Mandrivaのポリシーにおいては当てはまるものがありませんが、他に書きようがないので、そのまま記述しています。

(2009/6/24)2009.1上ではバージョン2.6系のwxGTKが用意されていないため、ミラーサーバの2009.0のディレクトリから以下のパッケージを取得してインストールする必要があります。

  • wxGTK2.6

  • lib(64)wxgtku2.6

ソースRPMからビルドする場合は以下のパッケージ群も必要です。

  • lib(64)wxgtkglu2.6

  • lib(64)wxgtku2.6-devel