mlterm

mltermでmilkjfフォントを使用

例115 mltermでmilkjfフォントを使用する設定例

ファイル名: ~/.mlterm/font

ISO8859_1=-milkjf-*-medium-*-*-*-16-*-*-*-*-*-iso8859-1
JISX0201_KATA=-milkjf-*-medium-*-*-*-16-*-*-*-*-*-jisx0201.1976-*
JISX0208_1990=-milkjf-*-medium-*-*-*-16-*-*-*-*-160-jisx0208.1990-*
JISX0208_1983=-milkjf-*-medium-*-*-*-16-*-*-*-*-160-jisx0208.1990-*

ファイル名: ~/.mlterm/main

not_use_unicode_font=true
only_use_unicode_font=false
fontsize=16

mltermの色設定

[ホームディレクトリ]/.mlterm/colorでは16色パレットの各色を設定できる。

例116 GNOME端末のTango色スキームを再現したmltermの色設定

ファイル名: [ホームディレクトリ]/.mlterm/color

black=#2e3436
red=#cc0000
green=#4e9a06
yellow=#c4a000
blue=#3465a4
magenta=#75507b
cyan=#06989a
white=#d3d7cf
hl_black=#555753
hl_red=#ef2929
hl_green=#8ae234
hl_yellow=#fce94f
hl_blue=#729fcf
hl_magenta=#ad7fa8
hl_cyan=#34e2e2
hl_white=#eeeeec

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mlterm上のコピー/貼り付け

一部端末エミュレータ上のコピー/貼り付け操作についてを参照。

貼り付けはmltermのキー設定INSERT_SELECTIONでも同様となる。

mltermの疑似端末

1つのmltermのプロセス内に複数の疑似端末を作成して切り替えることができる。

mltermの疑似端末の状態

現在使用/表示されている疑似端末がアクティブ状態、後ろで動作している(見えない)疑似端末がバックグラウンド状態

mltermの疑似端末に関する操作

疑似端末に関する操作はmltermのキー設定の一覧の内OPEN_SCREEN/OPEN_PTY/PREV_PTY/NEXT_PTYの4つ。

mltermのデーモンモード

デーモンとして常駐させることにより、1つのmltermプロセスに複数のクライアントから接続して使用することができる。

デーモンモードのメリット

デーモンモードのメリット

  • 複数の端末ウィンドウを個別に起動するよりも省メモリ

  • 起動が見かけ上高速化する

  • デーモンの動作モードによっては全ウィンドウを閉じてもGNU screenのように中の状態が保持され、復元できる

デーモンモードの2つの動作モード

デーモンモードの2つの動作モード

  • blend: 全ウィンドウが閉じられたらデーモン終了

  • genuine: 全ウィンドウが閉じられてもデーモンは終了しない

デーモンへの接続

デーモンへの接続はmlclientで行う。動作していないときにデーモンを起動するようなスクリプトを用意すると便利。

例117 mltermのデーモンを用いる起動スクリプトの例

[任意]ファイル名: mlterm.sh

#! /bin/bash
mlclient ${@} 2>/dev/null || mlterm -j genuine ${@}

blendモードで使用する場合は-j genuine-j blendにする。

mlclient-Pオプション指定でクライアントの接続状態を一覧できる。

例118 mltermクライアントの状態を一覧するコマンド行

$ mlclient -P

デーモンモードの注意点

デーモンモードの注意点

  • mltermの設定はデーモン起動時にのみ読み込まれる/設定ファイル変更の反映にはデーモン停止/再起動が必要

  • mlclientの指定可能オプションは本体の全てのオプションから一部オプション除いたもの

  • セキュリティが考慮されていないらしいので外部ネットワークにつながった環境ではおすすめしない

mltermのキー設定

キー設定について

  • [キーの組み合わせ]=[機能名]の形を[ホームディレクトリ]/.mlterm/keyに並べる

  • Control(Ctrlキー)/Shift(Shiftキー)/Mod(Altキー)の中で押すものと、同時に押すキー名とを「+」で結ぶ

  • キー名は/usr/include/X11/keysymdefs.hXK_[シンボル名]の部分を参照して決定(例:yのキーならXK_yがあるのでControl+yのように書く)

  • 右辺に\nで終わるコマンド行文字列を指定すると一発コマンド実行ができる

下に挙げる機能の内、SCROLL_UPSCROLL_DOWNを有効にするには以下の設定を行う。

ファイル名: [ホームディレクトリ]/.mlterm/main

use_extended_scroll_shortcut = true

表69 mltermでキーに割り当て可能な機能

機能名動作既定のキー
OPEN_SCREEN新規疑似端末をウィンドウとともに作成Ctrl+F1
OPEN_PTY新規疑似端末を現在のウィンドウに作成し、切り替えるCtrl+F2
NEXT_PTY疑似端末の切り替え(次)Ctrl+F3
PREV_PTY疑似端末の切り替え(前)Ctrl+F4
SCROLL_UP1ページ上(後ろ)にスクロールShift+PgUp(Prior)
SCROLL_DOWN1ページ下(先)にスクロールShift+PgDn(Next)
PAGE_UP1行上(後ろ)にスクロールShift+(Up)
PAGE_DOWN1行下(先)にスクロールShift+(Down)
INSERT_SELECTION選択範囲(PRIMARY)を貼り付けShift+Insert
IM_HOTKEYm17nライブラリもしくはkdbの入力メソッドを使用している場合の変換モード変更-
(任意の文字列)指定した文字列を入力-
proto:(制御文字列)mltermの設定を変更する-

INSERT_SELECTIONで貼り付けられるのはPRIMARY記憶の内容となる。

例119 mltermのキー設定例

ファイル名: ~/.mlterm/key

## 機能割り当て
Control+1=OPEN_PTY
Control+2=NEXT_PTY
Control+3=PREV_PTY
Mod+y=INSERT_SELECTION
Shift+Up=PAGE_UP
Shift+Down=PAGE_DOWN

## 機能を無理矢理無効化
Control+F35=OPEN_SCREEN
Shift+F34=SCROLL_UP
Shift+F33=SCROLL_DOWN

## 長い文字列の決め打ち・コマンド実行
Control+F1="mlclient -P\n"
Control+F2="echo -e \"${PATH//:/\\n}\"\n"
Control+F3="./configure --help | less\n"
Control+F4="CFLAGS=\"-march=native -O2 -pipe\" CXXFLAGS=\"-march=native -O2 -pipe\" ./configure "
Control+F5="less /var/log/Xorg.0.log\n"

## エンコーディング変更(疑似端末単位)
Control+F7="proto:encoding=eucjp"
Control+F8="proto:encoding=utf8"

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関連セクション

mlterm内のGNU nanoでAltキーをMetaキーとして使用するための設定

例120 mlterm内のGNU nanoでAltキーをMetaキーとして使用するための設定例

ファイル名: ~/.mlterm/main

# Metaキーとして使用するキー(none,mod1,mod2,mod3,mod4,meta,alt,super,hyper)
mod_meta_key = alt
# Metaキーの挙動(none,esc,8bit)
mod_meta_mode = esc