binfmt_miscの手動設定

binfmt_miscの手動での有効化

[注意]注意

binfmt_miscはディストリによっては自動的に有効化され、/proc/sys/fs/binfmt_misc/ディレクトリ内に項目が存在すれば下の作業を行う必要はない。

例65 binfmt_miscを手動で有効化するコマンド行

# mount -t binfmt_misc binfmt_misc /proc/sys/fs/binfmt_misc

binfmt_miscの手動での管理

ファイルの種類ごとの登録を行うには、:name:type:offset:magic:mask:interpreter:flags形式の文字列を/proc/sys/fs/binfmt_misc/registerへ管理者権限で書き込む。

  1. 名前(識別名)

  2. マジックで識別するならM,拡張子で識別するならE

  3. マジック/マスクのオフセット [省略可]

  4. マジック(表示不可な文字は\x6c\x0c\x0d\x0aのような形式で16進表記可)もしくは拡張子(.は含まない)

  5. マスク [省略可]

  6. インタプリタ(実行プログラム)

  7. フラグ(挙動に影響する幾つかのフラグ文字) [省略可]

[ヒント]ヒント

カーネルのドキュメントbinfmt_misc.txtに詳細が載っている。binfmt_misc.txtを検索して日本語訳を参照することもできる。

例66 マジックMZのファイルをWineで実行するようにする

# echo ':Windows:M::MZ::/usr/bin/wine:' > /proc/sys/fs/binfmt_misc/register

種類ごとの設定については、/proc/sys/fs/binfmt_misc/[識別名]へ管理者権限で

  • 0を書き込む: 一時的に無効化

  • 1を書き込む: 一時的に無効化されたものを有効化

  • -1を書き込む: 削除

という操作が行える。全削除は/proc/sys/fs/binfmt_misc/status-1を書き込む。