(ファイルをBase64エンコード) base64 [入力ファイル] > [出力ファイル].b64 base64 < [入力ファイル] > [出力ファイル].b64 (コマンドの標準出力をBase64エンコード) [コマンド...] | base64 > [出力ファイル].b64 (ファイルをBase64デコード) base64 -d [入力ファイル].b64 > [出力ファイル] base64 -d < [入力ファイル].b64 > [出力ファイル] (コマンドの標準出力をBase64デコード) [コマンド...] | base64 -d > [出力ファイル]
ファイルをBase64エンコード/デコードする。入力ファイルはコマンド行引数か標準入力で指定する。処理結果は標準出力に出力される。
-d
オプションを付けるとデコード,付けないとエンコードの処理が行われる。
![]() | ヒント |
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Base64エンコードをすると、テキスト以外の(バイナリ)データをテキスト形式で表現できるようになる。同時に情報量は増えるため、単一ファイルの圧縮と伸長(gzip/bzip2/XZ Utils)にあるような圧縮との併用を行うことで情報量を減らすことができる場合がある。 |
例150 入力ファイルをXZ圧縮してBase64エンコードする
$
cat /path/to/infile.ext | xz-6e
| base64 > /path/to/outfile.ext.xz.b64
例151 XZ圧縮後にBase64エンコードされたファイルをBase64デコード後に伸長し、書き出す
$
base64-d
/path/to/infile.ext.xz.b64 | unxz > /path/to/outfile.ext