Adobe Flash

  • GNU/Linux版のAdobe Flashはバージョン11.2(2012年3月公開)の時点ではx86_32版とx86_64版が標準で用意されている。

  • バージョン10.1の時点ではx86_32版のみ存在した。x86_64版は2008年11月からα版が配布されていたが2010年6月に配布終了。同時に次期バージョンでのx86_64サポートを表明。

  • 2010年9月中旬に次期バージョン(コード名:Square)のプレビュー版の配布を開始し、x86_64版も利用できるようになっていた。

  • 2011年7月の時点ではバージョン11のベータ版が配布開始し、x86_64版も標準で用意された。

  • バージョン11の正式版(2011年10月公開)からx86_64版が正式にサポートされた。

  • 既存のNPAPIという規格に基づいたプラグインは2012年3月公開のバージョン11.2の系統を最後に、5年間セキュリティ修正のみの更新が行われる。

  • バージョン11.3以上はPPAPIという規格に基づいたバージョンのみが(バージョン20系からの)Google Chromeとともに配布される形となっており(x86_64版も存在する)、単独配布はされなくなった。

[注記]メモ

バージョン26系のGoogle Chromeの時点では、Flashプラグインのファイルは/opt/google/chrome/PepperFlash/libpepflashplayer.soとなる。

Adobe Flashのインストール

GNU/LinuxにおけるAdobe Flashのインストール

  • ディストリによってはAdobe Flashがディストリのパッケージとしてインストール可能なこともある(例:Gentoo,Ubuntu)

  • ディストリによってはGnashSwfdecによるプラグインが入っている場合があるので、これらが動いてしまう場合はパッケージ管理ツールで削除

  • Adobe社の配布ページにあるRPMとDEB形式のパッケージおよびその取得情報(yumとapt)形式でうまくいかなければLinux 用.tar.gzファイルを落とし、libflashplayer.soを下のディレクトリに配置

    • システム(全ユーザ/要管理者権限): /usr/lib(64)/mozilla(-firefox)/plugins/以下[51]

    • 一般ユーザ(自分のみ): [ホームディレクトリ]/.mozilla/plugins/以下

  • 以下のライブラリ[52]を要求するので、ディストリのパッケージ管理ツールから入れておく

    • libnss3

    • libcurl4

  • x86_64環境では以下のいずれかによりx86_32版プラグインを用いるか、Wine上のWindows版FirefoxでWindows版Flashを動かすという方法もある

    • nspluginwrapperを用いる

    • x86_32版ブラウザを用いる

Adobe Flashの設定

  • Firefox向けの単独配布パッケージに付属するツール(flash-player-propertiesコマンド)で各種設定が行える[53]

  • 設定マネージャーと呼ばれるWebページ上で設定を変更することもできる(他のOSと共通)

  • 過去にニコニコ動画でプレーヤが表示されない不具合が発生し、Webブラウザ上の設定パネルの操作が利かずに困った際にはWeb サイトの記憶領域設定パネルでの操作もしくはディレクトリ[ホームディレクトリ]/.macromedia/Flash_Player/#SharedObjects/[文字列]/res.nimg.jp/以下の削除により改善された



[51] ディストリによって/usr/lib(64)/の下のディレクトリ名が異なる

[52] バージョン10.1時点ではx86_32のみなので、ライブラリもx86_32が対象

[53] デスクトップ環境によってはこれを起動するための項目が用意されている場合がある