wime-icon

改訂履歴
改訂 0.2.0-rc12009/7/29

リリース候補版を追加(変換動作未テストにつき注意)

改訂 0.1.22008/10/10

初期化時の不具合を修正

(2008/12/18)Mandriva Linux向けRPMパッケージを追加

改訂 0.1.12008/8/14

今後の更新に関しての記述変更とドキュメントの更新

改訂 0.12008/8/1

最初の公開

概要

システムトレイに常駐してwimeを制御するツール


1. wime-iconについて

これは、システムトレイに常駐し、thomas氏により開発されているwime(http://www.venus.sannet.ne.jp/thomas/wime/)をGUIで制御し、ログの表示を行うためのツールです。

2. バージョン0.2.0リリース候補版

全体を書き直したバージョン0.2.0のリリース候補版です。残念ながら手元の環境では動作するIMEが用意できず、新しいATOKの体験版もインストーラが正常に動作しない関係でインストールできないため、変換動作の確認はできていません。

また、Vala言語を用いて作成しているため、C言語で書かれたソフトウェアと同様のビルド/インストール作業が必要になります。

2.1. インストール

$ ./configure
$ make
$ sudo make install-strip

一般ユーザの権限でインストールする場合、configureスクリプトの実行時に--prefixオプションを用いてインストール先を指定することにより、書き込み権限のある場所にインストールすることができます。下の例ではホームディレクトリの下のusrというディレクトリ以下にインストールします。

$ ./configure --prefix=${HOME}/usr
$ make
$ make install-strip

2.2. システム要件

動作に必要なソフトウェア

  • GLib 2.12以上・gthreadサポートが必須

  • GTK+ 2.10以上

  • システムトレイをサポートしたパネルなど

ビルドに必要なソフトウェア(開発パッケージ)

  • GLib 2.12以上[lib(64)glib2.0-devel,libglib2.0-devなどのパッケージ名]

  • GTK+ 2.10以上[lib(64)gtk2.0_0-devel,libgtk2.0-devなどのパッケージ名]

GLibはマルチスレッド機能(gthread)をサポートしている必要があります。wimeは動作時にのみ必要です。

2.3. ダウンロード

3. システム要件(バージョン0.1系)

  • wine 0.9.60

  • Canna[1]

  • wime 1.8.0

  • Python 2.4

  • PyGTK 2.10

  • システムトレイをサポートしたパネルなど

この他に、別途Windows向けのIMEが必要になります。2008年7月末現在、動作が確認されているIMEは、ATOK2008とその体験版のみです。

4. ダウンロード(バージョン0.1系)

単独のファイルで動作するため、直接配布ページに貼り付けてあります。

(2008/12/18)Mandriva Linux向けのRPMパッケージを作成しました。[パッケージ] [ソース] [作り方]

中に埋め込まれているアイコンは、Wineの中で使用されているSVG形式のアイコンをもとにして、文字を付け足したものです。このSVG形式のアイコンはアイコンの配布ページに貼り付けてありますが、wime-iconを動かすのには不要です。

ライセンスに関してはライセンスの項目を参照してください。

4.1. バージョン0.1.2での変更点

IMEをインストールしたWine環境が見つからなかったときに

NameError: global name 'menu' is not defined

となって終了してしまう不具合を確認したので対処

4.2. バージョン0.1.1での変更点

ドキュメント修正のみ

5. インストール

wime-iconはPythonのスクリプトコードのファイル1つで構成されています。このソースを好きなところに配置して実行属性を付け、そのまま起動することができます。

Pythonの実行ファイルの場所に関しては、GNU/Linuxの多くのディストリビューションのパッケージとしてインストールされている/usr/bin/pythonに記述されているため、これ以外の場所にインストールされている場合、コードの1行目をその場所に書き換える必要があります。

wime-iconを使用する前に、Wine環境[2]にIMEがインストールされている必要があります。また、専用のレジストリファイルの適用も必要です。もしインストールされていない場合、wimeが正常に動作しません。

IMEのインストールされたWine環境の場所はwime-iconの設定で指定可能です。

6. 使い方

スクリプトを実行するとシステムトレイにアイコンが表示され、そのメニューから色々な制御が行えます。詳しくはドキュメントを参照してください。

7. ライセンス

Winewimeにならって、本ソフトウェアのライセンスはGNU Lesser General Public License(LGPL) バージョン2.1とします。

Wineのライセンスに関するページLGPL 2.1の日本語訳も参照してください。

また、このソフトウェアの使用によって発生するいかなる損害についても、作者は責任を負わないものとします。

8. 今後の更新(バージョンアップ)について

作者の環境ではATOK2008の体験版を用いて動作確認を行いながら作成したのですが、2008年8月13日一杯をもって期限が切れたため、日本語変換の動作が確認できなくなりました。今後本ソフトウェアに対して修正を行った場合、変換動作の保証は行えなくなります。

そのため、今後、作者による本ソフトウェアのバージョンアップは(一部不具合の修正を除き)行わないものとします。

9. ドキュメント

詳しい使い方などはドキュメントをご覧下さい。



[1] wimeを制御するwimectrlコマンドが使用

[2] 環境変数WINEPREFIXで指定される仮想Windows環境